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  • 紙成鳴美
  • 9月22日

鬼の次の課題はお釈迦様の象徴的なお花、蓮の花です🪷


引き続き、芥川龍之介のお話。生まれは東京市京橋区との事で、現住所で言えば今の聖路加病院のある場所でした。聖路加病院はキリスト教の宣教師によって創設された病院なので、それは芥川龍之介にとって不思議な繋がりかもしれません。


戦後の日本は政治と神道が分けられ、キリスト教の宣教師が来日し、ミッション系の大学ICU、立教、同志社、上智大学などが出来たとの事。


そういえば、昔は聖書が書かれた細長い看板を色んな所で見かけました。強制的ではなかったけれど、無意識には色々な影響はあったのでしょうね。


そして今の多くの日本人の中では、形として楽しいクリスマスが🎄残ったのでしょうか⭐️


宗教は政治的繋がりもあって、今の日本で宗教がタブーと言いますか、ふんわりとして捉えられているのも、そういった背景があるからなのかなと、勉強になりました✍️





  • 紙成鳴美
  • 9月20日

引き続き、鬼のポップアップカード。ほぼ完成形に近づきました👹 ここまでくるのに、試作が積み上がりました。


昨日の芥川龍之介の「蜘蛛の糸」


利己的な考えは再び地獄へ落ちるぞ、という戒め的な話が、何となく仏教的な感じがしなくて、やっぱり気になる。。という事で仏教の教えとは?を調べてみました。


仏教の教えは、お釈迦様が説いた「四法印(しほういん)」に集約され、「人生は思い通りにならないこと(一切皆苦)」「全ては絶えず変化していくこと(諸行無常)」「全ては他との繋がりの中で存在し、独立したものはないこと(諸法無我)」「煩悩から解放された安らかな境地(涅槃寂静)」という真理を説いています。これらの真理を理解することで、苦しみの原因である煩悩をコントロールし、安らかな心で「今を生きる」ことを目指す教えです。


芥川龍之介の最期はキリスト聖書が傍にあったそうで、信者ではないけれど、キリスト教、聖書に影響を受けていたそうです。なのでキリスト教の教えを調べてみました。


キリスト教の教えの中心は、唯一の神を信じ、その神の愛によって罪から救われる「神を愛し、隣人を自分のように愛すること」です。この「愛」は、無償で相手を尊重し、あらゆる人に対して向けられる「アガペー」と呼ばれるもので、神の子であるイエス・キリストによって示され、人々に救いをもたらすと信じられています。


宗教なのでそれぞれの教えについては説明が色々あると思いますが・・・なるほど!キリスト教の「隣人を自分のように愛すること」の思想が、「蜘蛛の糸を伝う他人も救おうとしなかった事を戒める」という形と、お釈迦様に決定権があるという唯一の神の存在が小説に現れたのかな?と思いました。仏教を西洋的な思想で語ったお話なのかも?しれません


国語の授業などで、作者が伝えたかったことは?がテストによく出てきて教訓めいた「まとめ」になりがちでしたが、、それが作家や時代背景も合わせて、もっと奥深い事だったんだなあと、ちょっと気づきがありました😀






美術館での展示も控えてまして、試作を製作中です。諸々納品もして確定した時点でお知らせいたします😃


何年か前に鬼のポップアップは作った事があるのですが、新たに制作し直してみました。


動画は試作過程の2パターンです。実物だけでなく、こうして撮影をする事で、実物だけを見ているより修正点がはっきり見えます。顎の形状が思ったより尖り気味なのでそこを改善する予定です。


顔は複雑で感情も表現する物なので、展開図だけで修正しても思ったようにならず、実際に作ってみての修正を重ねる必要があります。


鬼といえばのお話ですが、先日のブログで芥川龍之介の事を書いたので、短編の蜘蛛の糸を読んでみました。


あらすじは

  • 悪行の限りを尽くして地獄に落ちた大泥棒カンダタが、ただ一つ善行(蜘蛛を踏み潰さずに助けたこと)を思い出した釈迦によって、極楽から垂らされた蜘蛛の糸を登り、地獄から逃れようとする物語です。しかし、カンダタは自分だけ助かろうとして他の罪人たちを蹴落とそうとしたため、糸が途中で切れてしまいます。


お話の最後の方には


「無慈悲な心が、そうしてその心相当な罰をうけて、元の地獄へ落ちてしまったのが、御釈迦様の御目から見ると、浅間しく思召されたのでございましょう。」とその後に極楽の優雅さを対比で書かれているのですが


これを大人になって読むと疑問点が出てきました。お釈迦様はカンダタが他の罪人を蹴落とそうとしなかったら、続いて上がってきた大勢の罪人も一緒に極楽に上げるつもりだったのか?それともカンダタが上がった時点で、善行は一つもない他の罪人は蹴落とすつもりだったのか?とか。そうなるとお釈迦様も無慈悲・・・?ちょっと釈然としないです😅


その後に羅生門のあらすじだけ読んだのですが、救いがなくてびっくりしました。それを読むと、芥川龍之介の「蜘蛛の糸」は無慈悲は悪という単純な解釈をしてはいけないような?






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