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鶴のポップアップカードと国宝

  • 執筆者の写真: 紙成鳴美
    紙成鳴美
  • 8月16日
  • 読了時間: 2分

更新日:8月29日


鶴の動く仕掛けパターン2です。今回は飛ぶシーンを作りました。


鶴の特徴は細い首と曲線です。そこは折を加えて立体にするより、平面の方が見栄えがします。なので全体を立体的にしようとした時にどう表現するか難しい部分です。



今日はやっと映画「国宝」を観に行ってきました。


3時間という長編なので映画館で観るのを躊躇ったりもしましたが、これは映画館で観る事をお勧めします。


歌舞伎の女形という題材と、人気俳優のお二人から想像する「美の世界」というより、人間の生まれついた運、羨望、病、愛憎という歌舞伎界のタブーに迫りつつも歌舞伎に命を吹き込むような、あっという間の3時間でした。


以前にお世話になった種田陽平さんが美術監督です。さすが日本を代表する美術監督。どのシーンを切り取っても迫力ある美術でした。


渡辺謙さんの存在感も素晴らしかったです。人間国宝を演じる80歳の田中泯さんも芸の深さを感じたり、芸事を語る映画に相応しい名優揃いでした。


先日、映画「男はつらいよ」の予告編もアップしましたが、その時に配給が「松竹」だと知り、更にサイトを見て歌舞伎も松竹が取り仕切っている事を改めて知りました。


歌舞伎界を客観的に描けたのは東宝さんだからかもしれないですし、でもこの映画をきっかけに歌舞伎を観に行く若い方も増えるでしょうから、Win-Winの凄いタッグです。


それにしても歌舞伎も政治も、世襲制は子供の頃から教えられるメリットと色々と闇を深める部分と難しい世界ですね。支えるスポンサー企業、劇場という器と、人間関係など良い面と闇も描かれていて、色々な面で深い映画でした。


でも主軸は芸への情熱です。ある意味、魔物なんですねえ

 
 
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