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善財童子と歌川広重

  • 執筆者の写真: 紙成鳴美
    紙成鳴美
  • 2 日前
  • 読了時間: 2分

松屋浅草で友達になった京都の作家さんに祇園祭の南観音山の「あばれ観音」の事を教えてくださり、今月の23日がお祭りの日という事で実際に撮った動画も送って頂きました😄


こちらは参考までに京都新聞で公開されている動画です。


楊柳観音(ようりゅうかんのん)を布でぐるぐる巻きにして神輿の台座にくくりつけ、観音像を乗せた神輿を激しく上下に揺らしながら新町通などの町内を3往復するという奇祭との事で、その光景はまさに!


いい伝えでは南観音山の観音様を激しく暴れさせることで、北観音山の観音様への恋心を鎮めるためといった説が語られていますが、正確な理由は分かっていません。との事。謎めいていて面白いですよね!


観音様の神輿の前に、同じく布に包まれた善財童子(ざいぜんどうし)を抱いた人が先導して走るとの事。その善財童子とは?という事で調べたところ面白い魅力的なお話でした。


善財童子は文殊菩薩の導きにより、53人の善知識(人生の師)身分や職業を問わず、僧侶・王・医師・商人・女性・遊女・子どもまでを訪ね歩き人生の真理は、あらゆる人との出会いの中にあるというお話です。


その28人目に出会ったのがお神輿に担がれた楊柳観音なのだそうです。


この善財童子お話は、今から1700年〜1800年前の古代インドの大乗仏教経典『華厳経』の最後を飾る「入法界品」という章にある事もあり、哲学的で難しく非常に長大なため一般的にはあまり広まっていませんが、歌川広重の「東海道五十三次」の53は仏教のこの53を表している説が有力なのだそう。確かに東海道で53の宿場の数は旅の出会いの数でもあります。


それにしても仏教の世界も奥が深いですね。昔は生活やお祭りと仏教が身近なものだった事も感じます。



 
 
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