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たけくらべ

  • 執筆者の写真: 紙成鳴美
    紙成鳴美
  • 5月25日
  • 読了時間: 1分

先日になりますが、樋口一葉の「たけくらべ」をモチーフにした栞を作りました。小説の世界観をポップアップする栞です。


お寺の息子、信如が紙で作った水仙をそっと置いて立ち去る象徴的なシーン。改めて、たけくらべを読んで驚いたのは樋口一葉のクールさです。


小説の冒頭の方の表現では、大鳥神社の酉の市で欲の深い方々が競って買ってかつぐ熊手〜買う人にさえ大きな福をあたえるけど、それを作る職人には大金持ちになった噂もとんと聞かない・・・という内容も😅かつての五千円札に描かれた樋口一葉の可憐な雰囲気とは違う、もし五千円札に印刷された自分を知ったら嫌がるかもしれないなと思いました。


世の中の理不尽さ、貧しさを知っているが故の目線が「たけくらべ」なんだなあと思いました。悲しみの中でも樋口一葉の尊厳や美意識を感じるシーンです。


 
 
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