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  • 執筆者の写真紙成鳴美

吉田松陰



今日は区役所に手続きがあって、最寄りの駅、世田谷線の松陰神社前駅へ行きました。


こちらは途中にある松陰神社の吉田松陰像です。


神社は人を祀る場所ではなかったそうなのですが、奈良時代後期より偉業を称え祀ったり、天満宮の菅原道真のように祟りを鎮めるために祀る事があるとの事。こちらの松陰神社は明治15年創建になります。


吉田松陰は江戸時代末に,松下村塾という私塾を開いて海外列強からの国防を説いた人物です。高杉晋作や桂小五郎,伊藤博文といった,後に明治維新のリーダーとなる人々に大きな影響を与えました。30歳で処刑されてしまいますが、最後の句にもあらわれるように大和魂を貫いた方のようです。


吉田松陰が獄中にいる時は、読書に没頭し、囚人たちに教えたり読書会を開いたり獄内の風紀が向上したそうです。1年間に500冊は本を読んでいたとの事。


数多くの名言も残していますが、


「奪うことができないものは志である。滅びないのはその働きである。」


という一行が新鮮で響きました。


先日、斎藤工さんが松陰神社前のビデオレンタル屋さんで「あ」から50音順に全ての映画を観ていたという話を思い出しました。やっぱり色々積み重ねての主役なんですね。


ちなみに世田谷線は、鎌倉の江ノ電のように住宅街の中を2両編成の電車が行き交う沿線です。遠くから観光に来られるというような雰囲気ではないかもしれませんが、こだわりのお店や名所が点在していて散策するのが楽しいエリアです。





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