東寺
- 紙成鳴美

- 11月9日
- 読了時間: 3分

今週は2回目の大阪での撮影も無事に終わりましたので、帰りに京都へ立ち寄りました。
今回はまだ行った事がない場所を開拓するのと、制作中の作品に五重塔を入れる予定もあったので勉強のためにも東寺へ。
知識を深めるために1200年続く空海への朝の食事をお供えする毎朝の行事、御影堂(みえどう)にて行われる「生身供」(しょうじんぐ)に参加させて頂きました。
朝のまだ5時台。この日は丁度、2025年最大の満月、スーパームーンの日。東寺の空の上で月を見る事ができるなんて幸運でした✨🌕👍

絵に描いたような風景が次々に現れます。幻想的です。

御影堂の中の撮影は禁止です。仏教の美しい装飾でしたが、お坊さんとの空気感は、もし写真で撮る事が出来たとしても体験には敵わないと思います。空海の大師像を見られるのも、この朝の行事の時のみです。
ホテルの方が用意してくださったお経と数珠と共に、地元の方とお経を唱えます。
今作っている作品に「いろはにほへと〜」の文字も入れているのですが、お経の中に「いろはにほへと〜」が含まれていて驚きました。五重塔と空海といろはにほへとは繋がっているのですね。無意識に繋がりを入れていて嬉しかったです。
「いろはにほへと〜」は空海が47文字から成り立つ、日本語の表音文字全てを1字ずつ含んでいるだけでなく、一貫した文脈からその中から幾つものメッセージを私たちに投げかけているそうです。そして真意を異次元の視野からも見直すことができる、古代日本の謎を解く鍵となる、暗号文書とも扱われているとの事。空海は1200年も魂にお供えをし続けられる人物なのだと思いました。
こちらの写真は生身供が終わって朝日も登り始めた時の御影堂です。
こちらは朝日と鳥の鳴き声と五重塔から始まる動画です✨清々しい朝

こちらもラッキーな事に五重塔の中が特別公開されている日でした。こちらの看板の写真より実際は光輝いてます。細かい装飾をじっくり見る事ができました。こちらも中は撮影はNGです。

至近距離で見ると感動が違います。東寺の五重塔は55m。日本で一番高い木造建造物だそうです。

手前の人物との比較でお分かり頂けると思いますが、金堂の大きさと木造建築の凄さ。
こちらの建物の真後ろにある講堂と五重塔と合わせて一枚のチケットで中まで入る事ができるのですが、ちょっと入り口がはっきり出ていないので、通り過ぎてしまう人も多そうです。
私も何も知らずに扉をあけてみたのですが、講堂の二十一体の巨大な立体曼荼羅が圧巻!!凄い迫力でした。こちらも写真は撮れませんが、空気感が別世界です。金堂には3体の大きな仏像が収められています。
平安京を作った際には、仏教の政治への影響力を抑えたいとの事で東と西にのみにお寺が作られたそうです。西寺は今は跡地のみで残っていないとの事。宗教と政治のバランスはいつの世も色々あるのですね。
お寺だけでもこんなに立派なのですから、平安京はどんな様子だったのか・・・実際に見たらびっくり仰天の凄さだったでしょうねえ・・・✨😄
東寺は、観光地としてお店も賑わっている界隈から離れているため、時期にもよると思いますが、インバウンドの影響も観光バスの方のみで静かでした。意外に人が少ない東本願寺、西本願寺よりさらに落ち着いています。ゆっくり京都を楽しみたい方には早朝からのコースはお勧めです。撮影NGの所が肝ですよ!
ホテルomo3の早朝から案内してくださったガイドの女性の方が、チェックアウトの際にはフロントで働いていてまたびっくり。専門のガイドさんを呼んでいるのかと思いきや、普通にホテルで働いている方が難しい専門の話をガイドしてくださっているとの事。多言語でお客さんを案内もできるし、お経の解説も出来るなんて・・・それも凄いことです😳

