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  • 紙成鳴美

桑原



また台風が近づいてきて嫌ですね。最近は雷も多すぎて、作家名がカミナリだけにちょっと複雑な気分です。今日は昨日聞いた雷よけの話です。


超無敵クラスという番組で、高校生が奈良の観光地を巡りながら自分たちで奈良のクイズを出題し合っていたのを見ていたのですが、


「くわばら くわばら」という語源は?のような質問の答えが、菅原道真の領地だった桑原町には雷が落ちなかった事に由来するという説があるそうで、雷が落ちないようにと祈る呪文なのだそう。


こちらの地図が京都市中京区桑原町です。京都市地方裁判所の前、小さな赤い点線がある所です。


菅原道真は学問の神様で北野天満宮に祀られていたので、近い事もあってよく行っていたのですが、雷神となって祟った話も時々聞いていて、怖いのか学問なのかどっち?と思ってはいましたが経緯は知りませんでした。



こちらの記事を読んで理解しました。確かにそんなに事件が続いたら祟りかと思うかも。




余談ですが、親鸞聖人の最期の地がある京都小池中学が近くだったかもと思って見てみたら、桑原町を真っ直ぐ下に降りてすぐの場所でした。


ネット調べでは菅原道真を祀った天満宮は全国に約1万2千社、親鸞聖人の浄土真宗系の寺院も約2万1千あるという事なので、京都御所はもちろん、全国に波及する勢いの元となった人がこの狭い範囲の中にいらしたという事はやっぱり京都は凄いなと思います。


今回の台風は上空に風がないので長く停滞するかもしれないそうです。菅原道真と親鸞聖人に早く通過するよう、もしくは別の所へと神風をお願い申し上げたい所です。。皆様もご安全にお過ごしください。





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