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  • 執筆者の写真紙成鳴美

近江商人



昨年末になりますが、エスビー食品のヒット商品の開発やパッケージデザインをされていた、H・B山越さんの農大講座に行ってみました。


場所はドラマ、「サイレント」のロケ地で人気になった世田谷代田です。

ちなみに最終回には小田急線の乗降人員が32.2%UPしたという人気ぶりだったそうです。



世田谷代田の駅の前には富士見橋があって、晴れていれば富士山を眺める事ができますよ。


山越さんは現在、商品開発アドバイザーとしてご活躍との事。「若き開発者への手紙」を自費出版されているとの事で70歳を超えても若い人へ向けて何かを残そうと積極的に動く心意気。本も閲覧できました。


マーケティングという言葉がない時代に昔の人はどのように商売をしてきたか、についての章が面白かったです。


例えば近江商人の原点は行商、各地を巡り地域ごとの市場調査をし、需要と価格の地域差を巧みに活かす商売をしていたとの事。そして商いを通じて地域社会の発展に貢献すべきとする「売り手よし、買い手よし、世間よし」三方よしを理念とした事について。


近江商人の流れをくむ現代企業は検索して出るだけでも伊藤忠商事、丸紅、高島屋、三井財閥、兼松、ワコールなどなど。普段、なんとなくこうなったんだろうな的にぼやっと世の中を見てしまいがちですが、ちゃんと誰かが基盤を作っているんですね。


あと日本の流通経路を作った、河村瑞賢についても面白かったです。


その他、「消費者のニーズを捉えるには」の所では「デッサンの上手な人は、いきなり細かな所を描き出したりしません。おおまかに物を捉えるのです。それが物の本質を捉えるコツです。」とありました。近江商人のように各地を巡って世間を眺めるって大事ですね。




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