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  • 執筆者の写真紙成鳴美

Mythen & Legenden van Japan


皆様、昨日の地震、驚きましたね。大丈夫でしたでしょうか?


兄が仙台勤務なのですが、無事ではあるけれど部屋の中が滅茶苦茶になっているとの事。余震にも備えて、今日は防災、再チェックしなくてはですね。


それにしても星座占いでなくて、人類全体の運勢占いってあるのかな?と、あるのなら、かなり悪いのでは?なんて思ってしまう日々です。


しばらく仕事の設計漬けで、何か特に変化はなく、インスタで知る事ができたこちらの挿絵をご紹介したいと思います。


1914年 Mythen & Legenden van Japan  著者 F. Hadland Davis(フレデリック ハドランド・デイビス)というオランダで刊行された日本の神話の挿絵をこちらのサイトからお借りしています。こちらに沢山アップされていますので、ぜひご覧ください。


日本の神話をオランダ人が描いたという点でも凄い興味深く、とても美しいです。


上の絵はかぐや姫のイラストです。日本画とも違う曲線美ですが、ヨーロッパ過ぎず、日本の良さもわかった上でのイラストかと思います。

天照のイラストです。こちらの本の情報は日本語ではネットで探しても2件しか見当たらず、詳しい事は載っていません。著者 F. Hadland Davisは文字だけなのか、イラストも描いているのかも定かではなく、本の原画も見たいのですが、どの本がそれにあたるのかも分かりづらく・・・詳しい情報をお持ちの方は教えて頂けたら嬉しいです。


・・・と題名と作者と繋げて調べているうちに、絵はイギリスの作家イヴリンポールさん1963年没が描いたものらしいという事がわかってきました。英文のWikipediaより、「エブリン・モード・ブランシュ・ポールは、中世のイルミネーションのスタイルを複製したものを含む、彼女の本のイラストで最もよく知られているアーティストでした。彼女の作品は、ゴシック、アールヌーボー、アーツアンドクラフツなど、さまざまな影響を受けています。」


もっと日本で知られていても良い絵のような気がします。


約100年前の本、イギリス人と日本神が通じてイラストを描かれていたなんて、後世の人にもささるお仕事、素晴らしいなと思います。

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