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紙成鳴美

結び

インスタに上がってきた、小野照崎神社さんのトップにリンクされているこちらの記事を読んでいて、「おむすび」の「むすび」は日本神話に出てくる「産霊」(ムスヒ・ムスビ)がルーツだと知りました。


神社の「しめ縄」も幾重に結ばれた縄で結界を張ったり、おみくじを結んだり、水引も色々な結びがありますね。願いを込めて結ぶ事は、人の想いまでをも留まらせる事が出来ると考えられていましたそう。


そういえば、着物も帯の後ろも前も結び目で、どうしてこんなに着るまでに結ばないといけないのだろうと思っていましたが、なるほどです。


「結びの挨拶」という言葉もあるし、無意識の中に日本は「結び」が溢れてました。


昨日はCGデザイナーの小学生からの友人が仕事で来てくれたのですが、休憩時間に一緒にNHKクロ現の「人生の曲がり角をどう生きる」という内容の回をNHKプラスで見てしまいました。最新の調査では日本の45~59歳の「幸福度」が過去最低だそう。


学校へ行って、就職をして、仕事や子育て。ここまでは同年代で一斉に動いていて、義務感も強くてあっという間に過ぎてしまいますが、確かにその後の人生って一体何する?みたいなところありますよね。


個々で環境が違い過ぎて共感も薄くなりますし、自ら開拓しないと幸福度は下がり続けそう。。


「思うように体が動かなくなってからが人生」って書いている方がいて、ほんと、そうかもと思いました。結びの話から、どう話を結べば良いか分からなくなりました😅



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