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  • 執筆者の写真紙成鳴美

新月




表紙の切り絵を担当させて頂いた。青山美智子さんの『月の立つ林で』――新月から気づきを得て新たな日々を目に見えない繋がりで紡いでいくストーリーです。


にて総合ランキング2位に選ばれてらっしゃいました。


こちらの感想レビューを辿っていくと「まず驚いたのがこの本の装丁。写真で見るのと実際手に取るのとで全然印象が違う。」というスタートでお洒落な感想を寄せれている方がいて嬉しかったです。


私はお話の中でお笑い芸人を目指す登場人物が主役の「レゴリス」という章が好きなのですが、先日、駆け出しの浅草の芸人さんの小劇場を観る機会があって、同じような場所で舞台に立つ登場人物の心境がに近づく事ができました。


どの販売サイトでも高評価です。青山美智子さんの著書は累計150万部を超えているそうです。青山さん、凄いですね。


SNSの感想文でよく引用されているのを目にするのが


「どんな状況も、私たちには、良い悪いとすぐにジャッジすることなんかできないのかもしれない。物事はいつも、ただ起きる。そして私たちは、起きていることが自分にとってみんなにとって「いいこと」になっていくようにと、願い、信じ、行動するだけだ」


という部分なのですが、昨今、目立っている人物をジャッジして叩く事が止まらない世の中で、皆がこの言葉や青山さんの優しさに救いを求めているのかなと思いました。


先日、ブログでH・B山越さんの本の引用で「デッサンの上手な人は、いきなり細かな所を描き出したりしません。おおまかに物を捉えるのです。それが物の本質を捉えるコツですと書いたのですが、青山さんはきっと世の中を捉えるデッサンが得意で、それを小説に落とし込める方なのでしょう。今年も本屋大賞にノミネートされてらっしゃいます。


今日はちょうど新月です。皆様もぜひお手にとってみてください。



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