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  • 執筆者の写真紙成鳴美

ロマン



今日はこの新しく買った、テープ自動カッターZCUT-9GRと、両面テープが手に付きにくいという特殊な手袋でひたすら制作する予定だったのですが、なんと部材の搬入予定が二日ずれてしまいました。


制作物が完了してすぐには小説家の方と出版社の方とお会いする予定なので、このぽっかり空いてしまった時間で、作家さんの本を読める時間ができました。私と同年代の女性の方なのもあって、状況描写にピンとくる事ばかりです。優しさと温かみがあって人気の作家さんなのがよく分かりました。


私の仕事はページや物などの一つの造形に注力するわけですが、小説家の方は時間軸で感情を揺さぶっていくわけで、別次元のお仕事です。次のたった一行で急に涙が出るような展開に運んでいけるって不思議です。


昨日も凄いご活躍の作家さんにお会いする事が出来たのですが、やっぱり話の運びが常に抑揚があって滑らかです。私の話し方はどうしてもブツ切りになってしまうので、どうして頭の中が混乱せずにリアルタイムに話を構築していけるのかなと羨ましいです。


文章や言葉を扱ってご活躍出来ている方は、きっと人の心境風景が思い描ける方です。私も一場面の制作でも、もっと感情も盛り込められるようになったら違うんだろうなとも思いました。


あと昨日は東京ミッドタウンの写真を上げましたが、先ほどブラタモリで、東京ミッドタウンが沢山でてまして「大名屋敷と東京〜大名屋敷は東京に何を残したか〜」が放送されていて見入ってしまいました。


日比谷公園、六本木ヒルズと東京ミッドタウンは毛利家の大名屋敷の跡地との事で、その他にも江戸時代の大名の生活ぶりなどなど、面白かったです。こうして日本を築いてきた先祖の物語の上に生活しているって、その場でかみしめてみるのもロマンですね。




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