紙成鳴美
御朱印帳
この度、市原稲荷神社さんよりご縁を頂き御朱印帳用のカードを制作させて頂く事になりました。とても参拝者想いの素敵な神社です。皆様の和みになるように務めさせて頂きます。

白狐が海からご神体を運んだ事から建立されたという伝説のある、市原稲荷神社さんなので白狐をモチーフに制作させて頂きました。
稲荷神社は稲が成る=「いね・なり」文字通りの稲作を中心とした日本人の基礎となる農業の神様です。農耕と労働力の馬(午)とも深い繋がりがあり、本日3月23日は稲作には欠かせない馬(午)午の日の縁日にあたります。
近々ですと、3月23日 4月4日、16日、28日
5月10日、22日 6月3日、15日、27日の午の日がこちらの特別御朱印をお渡し予定との事です。月毎にデザインが変わりますのでお楽しみに!
御朱印は全部で八つありますが、本殿の他にもある山神社、内外宮社、春日社、猿田彦社、刈谷神社、丹生川社、市杵島社の印になります。それぞれ五穀豊穣、産業、商売、食物、良縁、導きの神様、国をお守りくださる神様、水を司る神様、子育て、諸芸上達の神様がいらっしゃいます。
オリジナルの御朱印帳も木の香りが心地よいとても可愛いデザインです。左に見えるのが願い結びの紐で参拝しながら願いを祈願しながら結び所に結んでいくものとの事。「大丈夫」と力強いお言葉が描かれたお守りもお送り頂きました。
市原稲荷神社の歴史は古く、「市原神社鎮座記」によると、第36代孝徳天皇の白雉(はくち)4年(653)に、亀狭山(現:亀城公園)の地に神殿を創立したのが始まりといいます。との事です。その脈々と続く歴史の流れの一時を共にする事が出来て光栄です。
今回はコロナの中なので、全てリモートでのやりとりでしたが、皆様良い方々で細部に渡たる心遣いが素晴らしく、制作そのものがお参りしているような気持ちでした。コロナも落ち着き、愛知県刈谷市まで参拝させて頂く日を楽しみにしております。