top of page
検索

神話とジブリ

  • 執筆者の写真: 紙成鳴美
    紙成鳴美
  • 2022年6月12日
  • 読了時間: 1分

更新日:2023年12月29日

昨日、森繁久彌さんを検索した時に、もののけ姫絡みでヒットしたのか良い卒業論文を発見しました。


ジブリ映画が古来の神話を元に、日本人の神への意識や、現状の変化が描き出しているという考察です。


京都先端科学大学 のHPにて大学生が「アニメに見られる神話的考察」という題名で掲載しています。


もののけ姫の舞台は国産みの神、イザナギとイザナミが祀られている出雲大社と同じ出雲地方をモデルにしている指摘や、神話の考え方とのなぞらえ、細かく検証されていて凄いです。


ジブリ映画は起承転結とも違う、あてどもない物語のような物を感じてたのですが、善と悪の物語でもなく、日本の神話を読んだ時のような不思議な感覚と確かに似てますね。


神話を学校で教えない事を嘆く本は多くあれど、ジブリ映画のお陰で日本人は無意識に神話に親しんでいたのかもしれません。宮崎駿監督、やっぱり凄い。


佐藤絢香さんも凄い考察。勉強になりました!2015年の文章なので今は何処かでご活躍の事でしょう。

 
 

最新記事

すべて表示
西陣織パビリオン

今日まで知らなかった、大阪万博の西陣織パビリオン。 西陣織は「細尾」という文字に見覚えが・・・以前に書いた 西陣から八重洲へ に書いた本の著者、 細尾 さんが西陣織を担当されてました。 こちらの記事 によると 高松氏は優れた膜材の技術を持つ太陽工業(大阪市)に協力を要請。西...

 
 
bottom of page