紙成鳴美
世界のアート状況メモ
The British Museum大英博物館のコロナ対応、美術手帖さんのリンクです。
ちなみに大英博物館の館内の様子をGoogleマップを通して見る事ができます。こちらからどうぞ。日本ではなかなか見る事が出来ない迫力のある展示です。
世界のアート界はコロナ危機にどう対応しているか。こちらの記事は随時更新中との事。
日本でも東京ではアート界の救済措置を検討中との事です。
アート界と一口に言っても美術館とその関連で働く人々、コンサート会場にまつわる機器、広告に到るまで裾野は本当に幅広く、刻々と深刻な状況です。
最初はライブの中止から閉鎖が始まった印象ですが、もはやアート界のみならず、全てがドミノ倒しの状況で、「我々公務員は影響を受けないのであって・・・」という会見は能天気な話で、倒産が続けば税収が減るわけですから、タイムラグはあっても金銭的な影響は受けるでしょう。
東大の放射線科医 前田恵理子さんのFacebookの記事、コロナの終息は10年仕事
(Facebookにログインしないと読めないかもしれません)という記事が正論過ぎて気が遠くなりましたが、今の世界は一時凌ぎの話では収集がつかなくなり、色々な業種で早めの方向転換が迫られて行くのだろうと思いました。ワクチンが出来るのかどうかも謎なので楽観的に見てはいけないのでしょうね。でも上記の大英博物館の人類の長い営みの遺産をパソコン上で眺めるだけでも、気が紛れるかもしれません。お薦めです。
あともう一つお薦めが草間彌生さんの全世界へのメッセージ。
手が届かないキラキラとした希望が、もっと輝くように祈り続けています そのきらめきが私たちの道を照らしています 待ちに待った宇宙の輝きです 私たちが世界の暗黒面に身を置いたいま 神々は宇宙に広がる希望を強くするためにそこにいるでしょう 残された人のための、それぞれの物語、それぞれが愛する人の物語 魂の愛の讃美歌を求めるときが来ました この歴史的な脅威のなかで、短い光の爆発は、未来を指し示しています 輝かしい未来の歌を喜び勇んで歌いましょう さあ
続きは美術手帖さんの記事へ。
凄い方なんだと改めて考えさせられました。これぞアートの力ですね。