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  • 執筆者の写真紙成鳴美

旧古河庭園



先日、所用の帰り道に旧古河庭園のバラ園がみたいなと思い立ち寄ってみました。



旧古河庭園の石造の美しい建物は鹿鳴館、ニコライ堂、以前にご紹介した旧岩崎庭園洋館などを手がけた英国人ジョサイア・コンドルが設計しました。


細部にわたって美しい建物です。



日本で薔薇の花が女王として扱われるようになったのは明治以降との事ですが、


ウィキペディアによると、日本はバラの自生地として世界的に知られており、古くバラは「うまら」「うばら」と呼ばれ、『万葉集』にも「みちのへの茨(うまら)の末(うれ)に延(ほ)ほ豆のからまる君をはかれか行かむ」という歌がある。『常陸国風土記』の茨城郡条には、「穴に住み人をおびやかす土賊の佐伯を滅ぼすために、イバラを穴に仕掛け、追い込んでイバラに身をかけさせた」とある。常陸国にはこの故事にちなむ茨城(うばらき)という地名があり、茨城県の県名の由来ともなっている。


との事で茨城県が薔薇のイバラからきているとは初耳でした。


薔薇園を訪れると全体的にも高揚感があって良い時間が過ごせますね。



因みに以前にもご紹介しましたが、こちらは東京大学内に佇むジョサイアコンドルの銅像です。昨年の秋に撮影したので銀杏がバックになっております。東京大学工学部の教師として来日し日本の洋風建築に多大な良い影響をもたらしてくれた方です。


最近は季節が早回しで薔薇も通年の見頃より早く終わってしまいました。今週は5月と思えない気温、きっとまた凄く寒い日もきたりするのでしょう・・・皆様もご自愛くださいませ。



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