台風が心配な状況ですね・・・今朝、方丈記は災害文学です。というコラムを読みました。
・行く川のながれは絶えずして、しかも本の水にあらず。よどみに浮ぶうたかたは、かつ消えかつ結びて久しくとゞまることなし。
改めて出だしが美しい文章だなあと思い、他にも冒頭で有名な文章を見てみました。
・祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。 沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらはす。 奢れる人も久からず、ただ春の夜の夢のごとし。
・つれづれなるままに、日くらし硯にむかひて、心にうつりゆくよしなし事を、そこはかとなく書きつくれば、あやしうこそものぐるほしけれ。
どこか「あわれ」や「寂しさ」が滲んでいて、音楽のような文章が日本人の心を掴むのでしょうか?いつの世も常に哀しみがベースにあるからなのかもしれません。
・国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。
こちらも暗いトンネルから一転、白い世界だけれど、何かワクワクというより、しんみりとした感じ。
冒頭の一文で全てわかってしまったような気になって、先まで読んでいなかったりするので・・・本を読む習慣をつけたいところです。。
今日は有楽町のLalaVieさんの店舗にお邪魔させて頂きました。workからリンクできるよう、前回のこちらの記事に写真を追加しております。
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