top of page
検索

人間国宝 平田郷陽

  • 執筆者の写真: 紙成鳴美
    紙成鳴美
  • 2024年12月15日
  • 読了時間: 2分



にて撮影した平田郷陽(ひらた ごうよう)作 木彫りの人形です。


前回に訪れた時に撮りました。撮影はOKと出ていたもののネットにはNGなのでは?と思って控えていたのですが土曜日に館長さんよりアップしても大丈夫ですよ!との事でしたので掲載させて頂きます。


人形師としての初の人間国宝、重要無形文化財保持者との事。(1903年~1981年)


見た瞬間に心奪われる作品です。なんと美しい肌感。髪の毛も生きているようです。亡くなってもなお語り継がれる作品を残されて、まさに人間国宝がなせる技。別格な存在感です。


他にも歴史ある雛人形など、歴史的な人形が展示されていますので、ぜひ、常設展へも訪れてみてください。


そして今日は大河ドラマ「光る君へ」の最終回でした。もう少し二人が幸せだったら良かったと思いつつ、まひろが毎夜、物語を道長に語り聞かせる愛の形は今までの集大成のようでしみじみ。。。


平安絵巻のような夢のように美しい場面が多かったので、次々と登場人物が老いていく姿は現実的で寂しさも感じつつ、最後のまひろの静止画は、あれ??あ、終わったの?😅と思って、ちょっと消化不良・・でも、その後に紫式部のお墓が映し出されて、こうして歴史が重なっていくんだなあと。今もいつか遠い歴史になってしまうのですよね。悔いのないよう生きたいものです。


脚本の大石静さんは1951年生まれ、オープニングから全ての音楽を担当した冬野ユミさんは1965年生まれ。重厚感のあるドラマを作り上げられたのは真摯に作品を長年作って来られた方だからこそ出来た世界ですね。平田郷陽さんも含め、歳の重ね方を見習いたいものです。



 
 

最新記事

すべて表示
西陣織パビリオン

今日まで知らなかった、大阪万博の西陣織パビリオン。 西陣織は「細尾」という文字に見覚えが・・・以前に書いた 西陣から八重洲へ に書いた本の著者、 細尾 さんが西陣織を担当されてました。 こちらの記事 によると 高松氏は優れた膜材の技術を持つ太陽工業(大阪市)に協力を要請。西...

 
 
bottom of page