16日の京都は精霊を送る、五山の送り火でした。
「大文字」 「妙」 「法」 「船形」 「左大文字」 「鳥居形」
文字が遠くからも見えるように山々に点火されます。
暑い最中、急斜面の山に登っての点火、大変な事ですよね。斜面がなだらかだと遠くから火が文字に見えませんから、かなり急斜面だと思います。
昔からこんな大変な事を受け継いで続けていく意欲、凄いなあと感心します。
意欲といえば、AIなどで知識が補えるようになると、もはや「意欲」が全てになってくるので、自分の心の火を消さないかの「意欲マネジメント」が重要です。というような投稿を見たのですが、ほんと意欲って大事ですよね。便利になるほど、逆に減っていくような気がしますし。
フランスの映画監督の僕はいつも土壇場になるのを待っているという名言も見て、確かに・・・と思いました。意欲って火事場の馬鹿力的な。
意欲の火を保つ秘訣って、結局は人間関係の中にありそうですが、これ!っていう決まった物がない、見えない感情なのでマニュアルはないですよね。
こうして頑張っている人の存在を知るだけでも違うものかもしれません。