娘が、蝉の鳴き声、最近聞いてないなあと言いながら、ツクツクボウシの鳴き声のものまねをしていたのですが。。日頃からお猿のジョージとか、いろんなモノマネをしまくっているのでなかなかのクオリティーでしたw
それにしてもツクツクボウシって名前から独特で、鳴き声も独特、起承転結みたいに転調するって他の生物にないんじゃないかなと思って検索してみたら、こちらの九州大学のサイトに辿り着きました。
鳴き声で周りのオスも合いの手でギーと鳴いている。他の昆虫にはない、羽だけでなく腹筋を使って鳴いているから大音量が出せるという新事実が!そのうちツクツクボウシから生まれたスピーカーが出現しそう。。
生物から生まれた商品で知っていたのはカタツムリの殻の構造から生まれた汚れにくい外壁、蓮の葉からヨーグルトの蓋、などですが、検索してみると他にも沢山ありました。
生物をまねる新技術は「バイオミメティクス」というそうです。
新幹線500系はバードウォッチングが趣味だった開発者が音を出さないフクロウの羽を参考にパンタグラフの騒音を30%も抑え、カワセミの形状を真似る事で騒音と電力を抑えたそう。
こちらのサイトに色々な例が載っていまして、コンサート会場や縁日で見かける蛍光に発光するプラスチックは蛍の体内の化学反応の応用商品とか、タマムシからステンレスを様々な色に発色させる技術、蛾の眼から無反射フィルムなど知らない例が色々あって、最後の東北大の先生の考え方も面白かったです。
自然からの商品開発、大学の研究室などで実験の機材や予算も必要そうですが、仕掛け絵本も畳む形状などであれば自然から参考になりそうな事がありそうです。色々な分野で応用出来そうですね。