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紙成鳴美

チェコの飛び出す絵本



以前放送された、「せかいはほしいものであふれてる」でバイヤーが飛び出す絵本をチェコに探しに行く回について、公式インスタに再掲されていました。


「かつてチェコでは、40年以上、社会主義体制が続き、その中で、出版物には、検閲の目が光っていました。


出版禁止の本も多く、予算も限られる中で、チェコの人々は、本に飢えていました。


そんな厳しい状況の中で、クリエーターが自由を求めてたどり着いたもの。

それが、規制が弱い絵本でした。


自由にモノが言えない中で、生み出された、可愛い絵本、そして、マリオネット。チェコの大人たちの魂が込められているのかもしれません。」


この回の放送は見ていたのですが、そういった背景のナレーションさえ記憶しておらず・・・今でも昔のチェコの仕掛け絵本は存在感があって凄いのは、そこに込めた熱量が違っていたからなのだと、今の時期に改めて感じました。


その国の歴史と国民感情はなかなか分からないもので、ここ2週間あまりで遠くから見聞きしたぐらいでは、ほんの少しも理解できていないのだろうなあと思いつつ、早く平和が訪れることを願うばかりです。




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