光陰矢の如しで5月も末になりましたが、満を持して「所ジャパン」より陣内智則さんの描いた謎犬「シポくろー」の絵本をご紹介したいと思います!
始まりはこちらの陣内智則さんの飛び出す絵本ネタでの絵本制作したご縁でお声がけがありました。今回は陣内さんの描く「シポくろー」をテーマに絵本制作のお話がありました。
最初のページから最後までずらーっとページを並べても芸がないので笑、ちょっとずつポイントをご紹介させて頂けたらと思います。
右に映る言葉「無念無想」ですが、絵本のテーマが「気がつかない」だったので、気がつかないという悟りの境地として「無念無想」という言葉を選ばせて頂きました。私も日頃から気がつかない事だらけで困っておりますが、良く言えば「無念無想」かもしれません。
因みに無念無想とは雑念を生じる心を捨て無我の境地に至ること。「無想」は心の働きがない意。座禅をしているような境地かもしれませんね。
下に描かれた口はくっきー!さんのイラストの一部をアレンジさせて頂いた物です。舌の上にシポくろーを乗せてみました。
こちらもくっきー!さんが描いたイラストを着色アレンジさせて頂いたシーンです。青年とシポくろーが優しく戯れている平和なページです。シポくろーがページを開閉する事で「うんうん」と頷きます。
上の右側のページをめくると・・・クッくろー!が!!こちらはくっきー!さんが描いた自画像のイラストに、紙成鳴美の自画像、ナルくろーを合体させて新しい謎犬、「クッくろー」を創作したものです。データ上で見ていて、後ろにナルくろーが炙り出てくるとなかなかな絵面ですよ笑 最後は「つづく」にする事で視聴者の皆さんにその後は委ねてみました。
それにしても、くっきー!さん、立ったままサラサラっと1分ぐらいでしょうか?あっという間に描かれていてびっくりでした。
「所ジャパン」シポくろーの絵本企画ですが、陣内智則さん、くっきー!さんの生の陽気な勢いと、対照的な、どちらかといえば静な絵本という組み合わせは面白い物が生み出されますね。絵本は短編ですし、漫画や小説と違ってお笑いの起承転結のリズムと相性がいいかもしれません。今後の作品も楽しみです!
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