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  • 執筆者の写真紙成鳴美


先日ご紹介した浅草のチェドック雑貨ストアさんのインスタにて、店内動画で見つけたリスに一目惚れしまして、お店の方にご連絡して取り置き購入させて頂きました!やっぱり実物も可愛い!


お子さん向けの、ぬいぐるみを擬人化した世界観のクラフトを制作予定なので、どんな配色や世界観が素敵だろうと思って眺めていた所、どうしてもこのリスが気になりまして・・・ビンテージなので年齢も私と同じぐらいみたいです。


ぬいぐるみのクッション材に買い付けの際の新聞や広告が入っていて、こういうのって嬉しいですよね。デザインとか配置とか、新鮮です。



ヨーグルトのパッケージデザイン、こういった配色や雰囲気も参考にしたいです。




うちのリスさんの出演は、ぬいぐるみコーナーがアップされて数秒後です!見てやってください。


ところで今日の朝ドラ、涙涙でした。NHKの高瀬アナも色んな番組で明日の朝ドラ送りをしていて、思い入れがかなり強いご様子。色んな方がSNSで朝ドラについて語っていて、観ていない方にはすみませんなのですが、どうしても語りたくなってしまうドラマ、批評ではなく感動やストーリー予想を大勢の方が語り続けてしまうって凄いですね。明日がいよいよ最終回。皆さんの最後の語りを読むのも楽しみです。



  • 執筆者の写真紙成鳴美


昨日は市原稲荷神社さんより、制作させて頂いた一年間分の御朱印帳と可愛いお稲荷さんの鈴が届きました。有難うございます🌸


私のお気に入りページを撮ってみました。ポップアップの下地を私の方からお送りすると、このようにイメージに合わせたパーツを御朱印と共に綺麗にしてくださいます。



市原稲荷神社さんの昨日のインスタです。桜や御神楽の奉納の様子も素晴らしく、写真からも清々しい空気が伝わってきます。🙏


前回の記事の万葉集にかけて、桜の歌を探してみました。


山峽(やまがひ)に、咲ける桜を、ただ一目、君に見せてば、何をか思はむ


山間に咲いている桜を一目でもあなた様にお見せすることができたら、心残りはありません


万葉集は西暦759年までの130年間の歌集との事なので、1200年以上前の日本人が詠んだ歌をこうしてまた感じる事ができるって奇跡です。


昔は桜を映像で収める手段がないですから、「この桜を好きな貴方にただ一目見せたい」という気持ちは今より深いですよね。ロマンチックです。「何かを思はむ」は現代語訳では色々な捉え方ができそうですが、余韻を残す日本語らしさを感じます。

  • 執筆者の写真紙成鳴美

先日、朝ドラのこちらの記事でドラマに万葉集の歌が出てくるという事を知りました。


リメイク上映された『棗黍之丞 妖術七変化 隠れ里の決闘』のラストシーンで詠まれた万葉集の歌


梨棗 黍に粟つぎ延う葛の 後も逢わんと 葵花咲く 

なしなつめ きみにあわつぎ はうくずの のちも あわんと あういはなさく


意味は、「君と早々に離れて会えずにいるけれど、葛のつたが分かれてまた絡み合うように、季節が巡った後に君と会いたい」


離れた思いがまたひとつにつながる物語であることが、「棗黍之丞」という名前によって示されていたとの事。


随所に余念がないドラマで凄いですね。





万葉集が出てくる作品としては、新海誠監督の「言の葉の庭」で詠まれる短歌を思い出します。


「雷神の 少し響みて さし曇り 雨も降らぬか 君を留めむ」

なるかみの すこしとよみて さしぐもり あめもふらぬか きみをとどめぬ


意味は「雷が鳴って、雨が降ってくれれば、あなたを私の元へ留めておくことができるのに」


その答えが


「雷神の 少し響みて 降らずとも われは留らむ 妹し留めば」

なるかみの すこしとよみて ふらずとも われはとまらむ いもしとどめば


意味は「雨なんか降らなくても 君が望むのならば、僕はここに留まるよ」


万葉集のなんと情緒的で素敵な事か。作品に散りばめる事ができる力がまたヒットに繋がっていくのだろうなあと、改めて万葉集を読んでみたくなりました。


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